【小柄向けブランド】AULIデザイナーインタビュー&21年秋冬展示会

 

 

AULI 21年秋冬展示会に行ってきました!

また、AULIのデザイナーのお二人に独占インタビューも行いました!
「小さい=可愛い」を覆す、ハンサムでクールな小柄スタイルを叶えてくれる洋服に込められた熱い思いを語っていただきました。

デザイナー:UYUさん

 

21年AWの新作

 

新作のジャケットを試着させていただきました!全てサイズ感や小柄さんのなりたい姿を叶えるディテールが詰まった新作ばかりで胸が踊りました。まだ夏だけど、早く着たいです~!

 

ー「AULI」立ち上げのきっかけを教えてください。

もともとは小柄向けのブランドではなく、通常サイズのブランドだったんです。でも社内に何人か小柄な人がいて「小柄向けの洋服はフェミニンが多い」「モードでカジュアルな小柄向けの服が着たい」という声が上がり、AULIを2021年の春から小柄向けのブランドとしてリブランディングすることになりました。

ーどんな人に「AULI」の服を着てもらいたいですか?

セレクトショップであるような、モードでカジュアルな服が好きな方に喜ばれる服を想定してデザインをしています。

コンセプトは「小さい≠可愛い」です!

ーえ、小柄女性の長所である「小さい=可愛い」をアピールしないんですか?

小さい人が可愛いものを着るともともとある可愛い要素で、さらに幼く見えてしまうんですよね。

そこを「AULI」の服を着ることで、大人っぽい程よい色気を出しつつ、いやらしくないカッコ良さを取り入れて魅力的な自分を演出できるようなデザインにしています!

「小柄でも、ハンサムになれる」夢を叶えられるブランドでありたいです。

 

ーいいですね!私(身長149㎝)も童顔で幼く見られがちなので、大人っぽく魅力のある芯の強い女性にAULIの服を通して見られたいです!

ーデザインのこだわりのポイントはありますか?

ただサイズを小さくしているのではなく、「スタイル良く見えるか」「オシャレと思ってもらえるか」を意識してサイズやディテールをこだわっています。
脚が長く見えるように、パンツはさらにハイウエスト気味にしたり、肩紐やウエストベルトなどで、サイズなどの微調整もできる機能性を込めたデザインにもこだわっています。

ー普段どんな風に洋服をつくっているんですか?

AULIは「売れそう」「可愛い」で洋服はつくらず、「悩み解決」をもとにデザインをしていきます。例えばサロペットだと、「子供っぽく見えないスタイル良く着こなせるもの」を要として、そこからどんなディテールがいいのか、デザインにするのかを決めていきます。そこから低身長の試着モデルさんに着てもらって実際のサイズや細かい部分の修正を繰り返しながら、お洋服をつくっています。

チェックの柄一つについても、小柄さんの体のバランスに合うように、小さい柄にするなどして、「なんでそのデザインがいいのか?」に対して全て答えられるような徹底してデザインになっているんです。

ーなるほど~!ただ小さいサイズ感ではなく、細部まで小柄さんのために思いがこめられた一着なんですね!

ーデザイナーさんのこれまでの経歴を教えてもらえますか?

専門学校卒業後、販売員をし、そこからデザイナー職へ携わり10年以上になります。AULIが小柄ブランドになる前からもデザインをしていました。

私は、専門学校卒業、渡英し大学院でグラフィックを学び、帰国後にデザインの仕事につき、AULIのリブランディングの時に入社しました!私自身が小柄とのこともあり、採用されたのではと思ってます(笑)

ー長年のベテランデザイナーさんと、色々な経験がある若手デザイナーさんのタッグは素敵な服に仕上がるのは間違いないですよね!

ー最後に、21年秋冬のコンセプトについてお聞かせください。

 

今回のコンセプトは「1+ennui(アンニュイ)」です。
アンニュイには2つ意味があって、一つはフランス語の「アンニュイ」で、ミステリアス、変わったディテールという意味です。
もう一つは日本語で浸透している「気だるげ」の意味があります。その二つの意味をリミックスさせて、少しリラックス感がありつつ、オシャレで変わったディテールのあるものをデザインに落とし込んでいます。

「1+」の意味は、コロナ禍で色々と自分の状況が変わる中で、「アンニュイ」のAULIのプラス要素で自分の中の小さい変化を叶えてあげられる一着でありたいという思いが込められています。

小柄な方に、AULIの服を通して、「アンニュイ初体験」をして頂きたいです!

「アンニュイ初体験」面白いですね!是非体験させてください!
お話どうもありがとうございました~!

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